家庭でも取り入れたいアクティブ・ラーニング。その方法や取り入れ方の例

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2018年度より改定された保育要領のキーワードの1つ、「アクティブ・ラーニング」 

うちの子が通っているこども園でもアクティブ・ラーニングを意識した取り組みが目に付くようになってきました。 

そこで今回はアクティブ・ラーニングについて私なりに調べた内容と、家庭での取り入れ方について書きたいと思います。 

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アクティブ・ラーニングとは 

アクティブ・ラーニングとは直訳すると能動的な学習のこと。 

これまで一般的だった学習方法は先生から一方的に話を聞く受動的なものでした。 

一方、アクティブ・ラーニングは自分で調べる、体験する、表現する、話し合う、といった自ら動く、能動的な学習方法を指しています。 

アクティブ・ラーニングの三本柱 

アクティブ・ラーニングでは「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」という3つの視点を重要視しています。 

「主体的な学び」 

学ぶことに興味や関心を持って自ら調べる、体験する。そしてその活動を振り返って考え、次につなげる「主体的な学び」 

「対話的な学び」 

グループワークなど、子ども同士で協力して活動する中で、相手の考え方を聞いたり自分の考えを表現することを通じて自分の考えを広げていく「対話的な学び」 

「深い学び」 

学んだこと同士を関連づけてよく理解する。学んだことをもとに何かを作ったり、問題をみつけて解決するなど、能動的な活動を通してより深く理解していく「深い学び」 

どうしてアクティブ・ラーニング? 

文科省によると、これからの時代を生き抜くために必要な以下の3つの力を育む事を目的として、アクティブ・ラーニングという学び方を取り入れているとのことです。 

学んだことを活かそうとする「学びに向かう力」 

未知の状況にも対応できる「思考力、判断力、表現力」 

実際の社会や生活で生きて働く「知識及び技能」 

ただ知識を詰め込むのでなく、吸収した知識や技能を使って何かをするための力を育くむ、ということですね。 

家庭での取り入れ方 

では、家庭でアクティブ・ラーニングを取り入れる場合、どういった事をすれば良いのでしょうか? 

家庭での取り入れ方といっても気負いする必要はないそうです。 

幼児にとっては日々の生活のすべてが新しい学習の要素、体験になるので、子どもの話に耳を傾け、親子で話すだけで十分なんですね。 

とは言え、せっかくなら出来るだけ効果的な声かけがしたいですよね。 

我が家では以下のような声かけをしています。

声かけ例

目的

「どうなると思う?」 予想してもらう 
「~と~はどう違うかな?」 違いに気づくよう、比較を促してみる 
「どうしてだと思う?」 理由を考えてもらう
「もし~だったらどうかな?」 別の側面を考えてもらう 
「~ちゃんはどう思う?」 自分の考えを決めて話してもらう 
「お母さんに教えてくれる?」 取り入れた知識を表現する練習 

ポイントとしては子供が自分で考えるきっかけとなるような声かけであることです。

この声かけを意識するようにしてから子供との会話が増え、会話の密度も増した気がします。

子どもが一生懸命話す様はとても愛らしいですし、親子のコミュニケーションの質も高まり良いことづくめです。

ぜひ試してみてくださいね。

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